ランメルモールのルチーアには影の支配者が・・・ご存知でしょうか?
僕が演じるエンリーコに「ルチーアと君の敵のエドガルドは愛し合ってるよ」と告げ、エンリーコから冷静さを奪う。
エドガルドが心変わりしたと思わせる手紙を偽造してルチーアに見せる。
少しずつ争いの種を蒔いてアシュトン家が滅びの道を辿るのを静かに傍観し、最後には「こんなことになるとは思ってなかったよ」としれっとしている・・・
その人の名はノルマンノ。
「ランメルモールのルチーア」は、ルチーアとエドガルドの悲恋に焦点が合いがちですが、このオペラの幕開けはノルマンノの歌で始まります。アシュトン家はエンリーコのラヴェンスウッド家を倒してこの土地に住み始めた貴族なので、以前から住んでいる人たちにとってはどのように思われていたのでしょうか?そんなことを考えながら観てみると、もしかしてノルマンノを筆頭にこの土地の人々が領地奪還を狙っていたのではないか?なんて思ったりします。
そんな一面も見て頂きたいと思い、今回はよくカットされてしまうルチーアの狂乱の後のノルマンノの台詞も上演することにしました。
この影の支配者ノルマンノを演じてくれるのはテノールの荒川裕介君です。最近色々な舞台で活躍を広げている彼の演技が楽しみです。

昨日は我が家で練習。
手前からノルマンノ役、荒川裕介君。合唱、西元祐君、沼波俊太郎君。
稽古が無い日でも練習しにきてくれる楽しい仲間です!


